番谷遺跡(ばんたにいせき)
前のページにもどる_▲
箱式石棺群


▲石で墓の周りが囲まれていた墓
なまえ 番谷遺跡(ばんたにいせき)
時代は? 弥生時代後期(今から約1800年前)
どんな遺跡? 墳墓群
 番谷遺跡は南に可部の町を見下ろす見晴らしのよい丘の上に広がる弥生時代の墓地の跡です。緩やかな丘の斜面を削って平らにして墓地にし、箱式石棺といって板状の石を組み合わせて棺にしたものがたくさん見つかりました。調査された9つの墓のうち7つは北東方向に頭を向けて埋められていることが分かりました。その方向に自分たちのムラがあったのでしょうか?南原川沿いの平野を望むことができます。
また、墓の一つに、その周りに板状の石を立て墓の位置を示したと考えられるものが見つかりました。これはこの墓に埋葬された人だけが、特別な扱いを受けていたのかもしれません。
主な遺構 箱式石棺墓8基、土壙墓1基
主な遺物 弥生土器
【場所】

この遺跡について質問したい人はこちらへメールで質問する
この遺跡について詳しく知りたい人はこちらへ

前のページにもどる)(広島市全域へ戻る) 

公益財団法人広島市文化財団文化科学部文化財課 tel/082-568-6511 fax/082-568-6513
Copyright(C)2005- Hiroshima City Culture Foundation. All rights reserved.