権地遺跡(ごんちいせき) 遺物は広島市指定重要有形文化財
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割竹形木棺の跡が残る古墳の土壙(古墳A主体)
▲ベルトに付ける石帯(古墓出土)
なまえ 権地遺跡(ごんちいせき)
時代は? 古墳時代中期・平安時代初期(今から約1550・1200年前)
どんな遺跡? 古墳・古墓
 権地遺跡は古墳1基と平安時代のお墓1基からなります。古墳の墳丘は削られていましたが、多量の鉄器が出土した箱形石棺1基と割竹形木棺を設置したと考えられる土壙1基が見つかりました。
 お墓は、火葬した骨を桶のようなものに入れて安置したと考えられる土壙が見つかっています。また、古代のベルトに飾りとして取り付けた石帯が出土しています。石帯を付けたベルトは古代の役人が使っていたため、この地方を治める役人が葬られていたと考えられます。
主な遺構 古墳1基、古墓1基、土坑3基
主な遺物 古墳  鉄器、石器
古墓  須恵器石帯
【場所】

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