今市城跡(いまいちじょうあと)
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▲炭まじりの土の詰まった土坑(第3・4号土坑)




▲備前焼のすり鉢
なまえ 今市城跡(いまいちじょうあと)
時代は? 室町時代中期(今から約550年前)
どんな遺跡? 山城
 今市城は石内の谷と旧山陽道を見下ろす見晴らしの良い尾根上に築かれています。
 室町時代中頃の石内周辺は武田氏や大内氏の勢力争いの場となっていました。調査からは、防御力の弱い城であることがわかりました。また、のろしに利用したと思われる火を焚たいた跡のある土坑が5基も見つかっています。そのことから敵の動きなどを連絡する目的を持つ城であったと考えられます。
主な遺構 4か所、掘立柱建物跡1棟、柱穴列3か所、階段状遺構1か所、土坑5基、テラス状遺構2か所
主な遺物 土師質土器、瓦質土器、陶器、鉄器
【場所】

山城ってなあに(歴史の扉9号)
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