北谷山城跡(きたたにやまじょうあと)
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▲石を組んだかまど
▲
青磁
碗出土の様子
なまえ
北谷山城跡(きたたにやまじょうあと)
時代は?
室町時代(今から約700〜400年前)
どんな遺跡?
中世の山城跡
北谷山城跡は、温品の谷の東側にそびえる丘の上に築かれた中世の山城跡です。標高は、最も高いところで91mあり、南は広島湾まで遠望できます。5か所の
郭
を設け、背後の山との間を
堀切
で遮断して守りを固めています。また、建物跡のほかに石を組んでつくったかまどや、小さな石垣なども見つかりました。
造った人や城主は不明ですが、その候補として鎌倉時代から温品の地頭を務めていた金子氏が挙げられます。
主な遺構
郭
5か所、武者走り1か所、
堀切
1か所
主な遺物
弥生土器、
土師質土器
、瓦質土器、備前焼、
青磁
、白磁、石製品(臼、硯)、鉄製品(火箸、釘)、古銭
【場所】
山城ってなあに(歴史の扉9号)
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