成岡A地点遺跡(なりおかえーちてんいせき)
前のページにもどる_▲
▲周囲をお墓に取り囲まれた古墳(第3号古墳)
▲人骨が出土(第2号古墳)
なまえ 成岡A地点遺跡
(なりおかえーちてんいせき)
時代は? 弥生時代末〜古墳時代初頭
(今から約1700年前)
どんな遺跡? 古墳・集落跡
 瀬野川流域を見下ろせる尾根の上に造られた3基の古墳と集落跡がみつかりました。
 一番大きな第3号古墳は長い方の径が13.5m、短い方の径が11.5mの長円形の古墳で、周囲を一族のお墓と考えられる土壙墓が取り囲んでいます。埋葬施設からは、朝鮮半島で見られるタイプの矢じりが19点出土しました。
 また、第2号古墳からはほぼ完全な人骨が見つかり、身長161.5p、60歳以上の男性が葬られていたことがわかりました。
主な遺構 古墳3基、竪穴住居跡3軒、掘立柱建物跡1棟、土坑5基、テラス状遺構3か所
主な遺物 弥生土器、土師器、鉄器、石器、玉類
【場所】
復顔をした成岡の王

この遺跡について質問したい人はこちらへメールで質問する
この遺跡について詳しく知りたい人はこちらへ

前のページにもどる)(広島市全域へ戻る) 

公益財団法人広島市文化財団文化科学部文化財課 tel/082-568-6511 fax/082-568-6513
Copyright(C)2005- Hiroshima City Culture Foundation. All rights reserved.