佐久良遺跡(さくらいせき)
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▲人骨が出土した墓(第1号石棺)


▲板石で蓋をされた墓(石蓋土壙)
なまえ 佐久良遺跡(さくらいせき)
時代は? 弥生時代後期(今から約1800年前)
どんな遺跡? 墳墓群
 佐久良遺跡は白木山の北側、栄堂川沿いの小高い丘の上にある箱式石棺を中心とした弥生時代の墳墓群です。溝状遺構などで丘の上を区切って作られた墓地に、見つかっているだけでも13基の墓が作られていました。
調査された石棺のうち6つから合計9体の人の骨が見つかっています。専門家の鑑定によると、その中の一つに、お父さん、お母さんと子どもなのでしょうか?大人の男女と子どもの遺体が同じ一つの棺に納められているものがありました。同じ時に3人一緒に埋葬されたものです。広島市内でも他に例のない大変珍しい方法です。
主な遺構 箱式石棺10基、石蓋土壙墓1基、土壙墓2基
主な遺物 弥生土器、須恵器、土師器
【場所】

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