禅昌寺西遺跡(ぜんしょうじにしいせき)
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▲並んだ箱式石棺。右がA主体
▲C主体の鉄器が出土した様子
なまえ 禅昌寺西遺跡(ぜんしょうじにしいせき)
時代は? 弥生時代後期、古墳時代中期
(今から約1500年前、約1800年前)
どんな遺跡? 墳墓群
 禅昌寺西遺跡は、太田川東岸の松笠山から西にのびる尾根の上にあります。ここは当時の交通の要所である戸坂の谷あいや太田川下流域への見晴らしが良く、古代人がそこに墓を造った気持ちが伝わってきます。10基の埋葬施設の中でも、床に石を敷くなど一番ていねいに造られたA主体という箱式石棺とC主体という土壙墓からは、鉄剣や鉄刀など多くの鉄製品が見つかりました。
主な遺構 箱式石棺5基、土壙墓5基
主な遺物 弥生土器、土師器、石鏃、鉄製品(剣、刀、鏃、斧、鎌、刀子)
【場所】

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