枕(まくら)城跡
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【略測図】

「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載

なまえ 枕(まくら)城跡(枕ヵ城跡)
所在地 広島市安芸区中野
時代は? 中世
どんな遺跡? 山城
 本城跡は、瀬野川北岸蓮華寺山(標高374m)山頂に位置し、眼下に瀬野川が形成する沖積地を見下ろし、南西には遠く海田湾を望むことができる眺望良好の立地を示します。また、南西尾根続きの山麓には阿曽沼氏の居城とされる鳥籠山城跡があります。
 郭は、最高所の1郭とその南西及び北東に計4か所確認できます。城跡の立地、構造から考えて鳥籠山城跡に対する詰城としての機能が指摘できます。城主は不明だが、阿曽沼氏の属城と伝えられます。

「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載
 
山城ってなあに?(歴史の扉第9号)
 

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