■イモ貝製腕輪(安佐北区 丸子山遺跡(まるこやまいせき))

 象牙のような色合いと光沢をもつイモ貝という大きな巻き貝を使っています。この腕輪は、左の手首にはめられた状態で棺の中から見つかりました。縄文時代から貝は腕輪として使われていました。弥生時代になると沖縄などの南海でしかとれないゴホウラやイモ貝、オオツタノハといった貴重な貝が材料として使われました。

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