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■神宮山第1号古墳(安佐南区緑井)

 太田川西岸の標高92mの丘陵先端部に位置する、全長約28mの前方後円墳です。周辺の平野部との比高差は約80mで、古墳からは太田川下流域一帯を見渡すことができます。後円部には3基の竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)が築かれ、各石室から多数の勾玉(まがたま)・管玉(くだたま)・ガラス小玉・ソロバン玉など多くの玉類が出土しています。また、ひもを結びつけられるように穴があけられた鏡の破片も見つかっています。

■出土品

●内行花文鏡(ないこうかもんきょう)
 内向きに弧文が連ねられた文様を持つ鏡です。この鏡の破片にはひもを結びつけられるように2つの穴があけられています。
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