×閉じる

■水落古墳(安佐北区可部)

 可部古墳群の東側に位置する、通称城山の東側山麓の標高約45mの平地に位置する円墳です。削平されていたため全体の規模は分かりませんが、可部古墳群では珍しく独立した位置にある古墳であること、平坦地を選んで造られていることから、他の可部古墳群のものよりも墳丘の規模や大きさは立派であったことが想像できます。埋葬施設は横穴式石室で、石室は全長約6.5m、うち玄室の長さ約3.0m、幅約1.5m、高さは現況で約1.0mです。須恵器の他、勾玉、管玉、切子玉、耳環などの様々な種類の装飾品が多数見つかりました。

 

●耳環

 

●小玉・管玉・切子玉・勾玉

 

×閉じる