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■日本初の都「藤原京」(藤原京模型)

 藤原京は694年、天皇を中心とした新たな中央集権国家を形成するための都として、中国の都城にならって碁盤の目状に道路を整備して造られた日本で最初の計画都市です。平城京に遷都するまでの16年間都として使用されました。従来の研究では大和三山の内側の南北約3.2キロ、東西約2.1キロの小規模な区画と想定されていましたが、近年の発掘調査によりさらに広く、大和三山を覆うように南北約4.8キロ、東西約5.2キロが範囲だったと考えられています。

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 写真提供:橿原市教育委員会 ※転載禁止

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