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■中垣内遺跡 (佐伯区三宅)

 中垣内遺跡は、極楽寺山南東側のふもと、瀬戸内海を見下ろす沖積地にあります。発掘調査の結果、遺跡からは掘立柱建物や築地塀の柱穴跡、建物の溝などが見つかり、重圏文や重廓文、唐草文の瓦当を持つ瓦などが多数出土しました。遺跡の付近には古代山陽道が通り、出土した瓦は安芸駅家と考えられている下岡田遺跡のものと同形式であることから、駅家の可能性も指摘されています。

 

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