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■平清盛(天子摂関御影)
 宮内庁三の丸尚蔵館蔵

 平清盛は、平氏一門の武力を背景に保元の乱(※1)・平治の乱(※2)を勝ち抜き、武士として初めて太政大臣となりました。

※1 保元の乱:保元元年(1156)、皇位継承をめぐって崇徳上皇派と後白河天皇派が対立し、京都で起こった戦乱。1日で天皇方が勝利した。武士の力が示された事件で、以後武士が重視されるようになった。
※2 平治の乱:平治元年(1159)、後白河上皇の近臣の座を巡って京都で起こった戦乱。その後平清盛と平氏一門が政権を奪取する契機となった。

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写真提供:宮内庁三の丸尚蔵館 ※転載禁止

 

■宋の貿易船(模型)
 蓮尾正博製作 福岡市博物館蔵

 平清盛は日宋貿易に熱心で、平氏一門に莫大な富をもたらしたのみならず、宋銭など輸入銭を用いた貨幣経済の基礎を築きました。清盛は好んで宋人が操る唐船に乗ったと伝えられています。

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写真提供:福岡市博物館 ※転載禁止

 

■仁治度厳島神社復元模型
 国立歴史民俗博物館蔵

 仁治2年(1241)に再建された社殿。清盛は安芸国司就任中から厳島神社を熱烈に信仰しました。仁安3年(1168)に清盛が創建した社殿は、この仁治のものに近かったと考えられています。

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写真提供:国立歴史民俗博物館 ※転載禁止

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