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■佐東の倉敷地と八日市
平安時代末の安芸国内には多くの厳島神社領の荘園が存在しましたが、そのうち志道原荘・壬生荘(いずれも現在の北広島町)の倉敷地が、それぞれ安佐南区祇園や同山本・長束に設置された記録が残っています。また、これらの倉敷地に程近い安佐南区西原には、佐東八日市(8のつく日に開催される市の意味)と呼ばれる市が営まれていたことが知られています。
※国土地理院2万5000分の1地形図「祇園」(大正14年)を複製使用