×閉じる

■伴東城跡(ともひがしじょうあと)(安佐南区伴東)

 旧山陽道や大塚川と奥畑川が合流して安川となる地点を見下ろせる尾根上に位置し、最高所の標高が約109mの山城跡です。郭3か所や竪堀群、石列などが見つかりました。また各郭からは柱穴列が確認され、それに伴い鉄釘が見つかったことから威圧感を与えるために板塀のようなものを何層にも巡らせていたと考えられます。伴城と同じく伴氏が14世紀頃に築き、厳島神主家や大内氏との争いの中で改修を続け、16世紀頃まで使用されたと想定されています。

■伴東城跡遠景(北から)

 

■第1郭1の段東側建物跡(北から)

 

■伴東城跡遺構配置図

×閉じる