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■立物(たてもの)と眉庇(まびさし)

 立物とは鉢に取り付けられる装飾で、前に付けば「前立」(まえたて)、横に付けば「脇立」(わきだて)、後ろのものは「後立」(うしろだて)といいます。 前には他に「鍬形」(くわがた)という装飾がつくこともあります。この兜の場合は、「三鈷剣」(さんこけん)という、不動明王が持つ剣の前立と、鍬形がついています。
 眉庇とは帽子のつばのようなもので、雨よけや日よけの意味があるといわれます。

正面から見た写真 保存・転載禁止,鉢

写真提供:広島城 ※転載禁止

眉庇の拡大写真 (前立は外しています)保存・転載禁止,鉢

写真提供:広島城 ※転載禁止

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