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■茎(なかご)と銘(めい)
手で握る柄(つか)に差し込まれる部分を茎といいます。一番の見所はそこに刻まれる文字=銘です。茎にはふつう、装着したときに外側に来るほうにその刀の制作者、 内側に制作年(月日)が刻まれます。 この脇差には「大山住宗重」と刻まれています。東広島市八本松町付近にあたる大山(おおやま)で、16世紀の後半ごろに刀を作っていた宗重(むねしげ)という刀工が作ったことを表しています。
写真提供:広島城 ※転載禁止