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■芸州広島城町割之図(山口県文書館蔵)
 紙本著色 江戸時代中期

 毛利期の広島城下の様子を描いたものとされます。道筋を黄、川や堀を水色、町屋を赤、寺院を濃い朱、侍屋敷を無彩色で表しています。浅野期以降に描かれた広島城下図と比べ城郭や城下の様相が大きく異なっており、絵図としての信憑性には検討の余地があるといえそうですが、近年の発掘調査成果と符合する点もあり、注目されています。

保存・転載禁止 芸州広島城町割之図

※転載禁止

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