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■福島正則祈祷米銭渡(わたし)状(不動院文書)(不動院蔵)
 広島県指定文化財 紙本墨書 慶長9年(1604)

 福島正則が不動院に対して、一年間の祈祷に必要な費用を渡した際に、その内容を記した書状です。福島氏は徹底した社寺領の没収と再配分を行います。領内のいくつかの寺社を領国経営のための寺社として祈願を依頼し援助を行っています。人々の生活に密接に結びついた寺社に援助をすることは、領地を治める上で重要な役割を担っていました。

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