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■浅野長晟肖像(広島城提供、原資料は広島市超覚寺旧蔵)

 浅野長晟は、天正14年(1586)近江国滋賀郡坂本(滋賀県大津市)に浅野長政の次男として生まれました。
 文禄3年(1594)豊臣秀吉に仕えて3000石を与えられますが、関ケ原の戦い以後徳川家康に従い、慶長15年(1610)に備中足守に2万5000石を与えられます。慶長18年(1613)には長兄幸長が病死したため、後を次いで紀伊和歌山藩主となり、翌年及び翌々年起こった大坂冬の陣・夏の陣にも参陣して功績を挙げています。
 元和5年(1619)改易された福島正則の後を受けて、安芸広島42万石に加増移封され、寛永9年(1632)47歳で死亡しています。

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