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■安芸国広島城所絵図(1645)(国立公文書館内閣文庫蔵)
 紙本著色 正保3年(1646)

 正保元年(1644)幕府が諸藩に命じて作成させた城絵図の一枚。広島藩では、翌正保2年に編集が開始され、同3年に幕府に提出されて、他の大名から提出された絵図と共に江戸城に収められました。
 絵図は、各大名の居城の防備体制を把握するために作成させたもので、天守や櫓・門・塀の立面が正確に描かれており、堀の幅と深さ、城内の区画、城下の通りの長さ等が注記されています。

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