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■雁木(がんぎ)(広島市中区)

 潮の干満に関わらず使用可能な船着場として造られたのが雁木です。江戸時代から昭和の初め頃まで川を使用した舟運の盛んであった広島では、城下町中心部の本川・元安川を中心に、旧市内に今でも数多く残っています。現在の原爆ドーム前の元安川河岸には、藩の米蔵に年貢米を荷揚げする雁木がありました。

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