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■白神社と愛宕池

 平和大通りと鯉城通りが交差する場所に位置する白神社は、海に突き出た岩礁に白紙を立てて、行き交う船の目印としていたところに社殿を建てて神社としたと伝えられています。
 また、その東側に隣接する愛宕池は、浅野藩の菩提寺国泰寺の境内にあった遺構で、江戸時代の面影を今に伝える貴重な存在です。さらに、そこに使用されている石組みは、自然の岩盤をたくみに利用したもので、白神社の岩礁と同様、潮の干満によって見え隠れしていた築城当時のこのあたりの状況を私たちに物語ってくれます。

●白神社の岩礁(広島市中区)

 

●旧国泰寺愛宕池(広島市中区)

 

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