■解説 〜藩の中枢―天守と御殿〜

 城の中核となる区画のことを本丸と呼びます。広島城本丸には高低差があり、下段には馬場が設けられる一方、上段の大部分は本丸御殿が占め、その背後には天守が建っていました。
 天守は城下町のランドマーク、本丸御殿は役所として機能しており、広島城本丸は藩の政治の中心地でした。

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