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■池跡(広島城跡法務総合庁舎地点)

 上端が長径444㎝、短径385㎝あるL字形の不整形な土坑で、深さは32㎝あります。右端の底部に「魚溜り」と考えられる埋め甕3基が見つかっており、池の跡と考えられています。遺構の時期は19世紀第1四半期です。

 

●広島城跡法務総合庁舎地点東半部全景(中区上八丁堀)

 広島城の外郭東側にあたる部分です。写真左側のブルーシートに覆われた部分が土塁の基礎部分と考えられ、そのさらに左側が外堀です。ブルーシートの右側、縦方向の溝との間の遺構の少ない部分が、絵図に書かれた道路の跡と考えられます。(絵図中の黄色の部分)

 

●安芸国広島城所絵図 部分(国立公文書館蔵)

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