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■屋敷境等の溝跡(広島城跡太田川河川事務所地点)

 石材を使用した境界溝乃至は雨落ち溝の痕跡と考えられます。石材の大部分は新しい施設を造るのに使うために抜き取られたのか、長さ1m前後の巨石2個を残して他は石材を据えるための根石を残すのみ状態となっていました。

●広島城跡太田川河川事務所地点全景(中区八丁堀)

 広島城内の外郭南東部分。城内から京都方面への出入り口である京口御門に近く、30点以上の金箔瓦が出土しています。毛利時代から少なくても4回程度の屋敷割の変更があったものと考えられます。

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