■コラム 〜金箔瓦〜
金箔瓦は、広島城内の5地点で48点出土していますが、その多くは文様の凸部に箔押しする豊臣期の特徴を備えており、16世紀末から17世紀初頭、すなわち城主が毛利輝元と福島正則の時期に用いられたものと考えられています。 どうやら、毛利時代から福島時代のある時期、金色に輝く瓦を載せたきらびやかな建物が、城内のどこかにあったのは確実なようです。
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