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■土人形(広島城跡法務総合庁舎地点)

 用途・性格は、呪術・信仰にかかわるものをはじめ、縁起物、節句物、教訓物、あるいは流行・風俗にかかわるものなど様々です。代表的なものとしては、学問や習字の神である天神、福の神である恵比寿・大黒天、安産や子宝、子供の守り神とされた犬などがあり、人々の思いが色々と表現されています。江戸時代中期以降を中心に武家・町人の区別を越えて広く浸透しており、武家屋敷跡の発掘調査でも多くみつかっていて、一つの土坑から66点出土したものもありました。

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