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●刀 銘 芸州士 松尾秀任 文久三年(1863) 八月日(広島城蔵)

保存・転載禁止 刀

※転載禁止

●脇差 銘 芸州住出雲大椽正光 安政六年(1859)八月日(広島城蔵)

保存・転載禁止 脇差

                               ※転載禁止

●短刀 銘 応需 平田広信 松尾秀任作是 慶応元年(1865)乙丑歳八月日(広島城蔵)

保存・転載禁止 短刀

 ※転載禁止

 刀と短刀は刀工松尾秀任(ひでとう)の作です。秀任は、江戸の広島藩邸で働く武士でしたが、生活に困って鍛冶の内職を始め、やがて刀工のもとで刀鍛冶の技術を修得したとされています。
 脇差は、移原村(うつるはらむら(うつるばらむら))・現北広島町)の刀工石橋正光の作です。正光は浅野家へしばしば刀を献上し、安政5年(1858)に藩の御用鍛冶となりました。
 武士のうち、徒士以上の身分が刀と脇差の両方を差すことができましたが、これらの長さについては規則で決められていました。一方、短刀は護身用として保持することもありました。

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