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■広島藩の職制略図(広島城提供)

 広島藩の政治は、藩主のもと、江戸時代初期は家老、後に年寄以下の重役たちが中心となって執り行われました。職制は、奥向(家政)・藩主の側近・軍事・民政(民衆の支配)・財政などに分かれ、江戸・京都・大坂での勤務もありました。これらは時代とともに変化し、特に江戸時代中期以降、藩の財政悪化に伴い、財政を担当する勘定奉行が大きな力を持つようになりました。
 また、幕末には弓術の廃止・海防強化・西洋式軍備の導入など、大幅な軍事改革が行われました。

保存・転載禁止 広島藩の職制略図

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