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■校刻 日本外史(国立国会図書館蔵)
 冊子 版本 弘化元年(1844)

 頼春水の長男山陽によって書かれた歴史書です、源平二氏から徳川氏までの武家の興亡を漢文で記しています。山陽の代表作で、読みやすい文章とその内容から全国で人気を博しました。内容のベースとなる天皇中心の考え方は、幕末の尊王思想に大きな影響を与えました。
 山陽は、脱藩の罪により幽閉されていた間に草稿を書き、文政9年(1826)に完成させ、翌年、松平定信にこれを献上しました。山陽没後の天保7年(1836)に初版が刊行されています。

保存・転載禁止 日本外史

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