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■長防州御征伐広島御宿陣附(西本信夫蔵・広島城寄託)
木版墨摺 元治元年(1864)

 第一次長州征討の際、広島城下に集結した幕府側の各藩の本陣が向かって右上から順に示されています。家紋や旗印や合印も図示されており、この宿陣附を見ることにより、どこの藩の者か見分けることができる資料にもなっていました。上段の一番右の「尾張大納言様」(印)は征長総督の前尾張藩主の徳川慶勝、上段左側の「松平安芸守」(印)は広島藩11代藩主浅野長訓(ながみち)のことです。

長防州御征伐広島御宿陣附

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