段之原山遺跡発掘調査報告について

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今から1800年前ごろの「弥生ムラ」が見つかりました。広島市安芸区上瀬野町の熊野川沿いに位置する尾根の上につくられたムラのあとです。平成16年7月から調査が始まり、11月に終了しました。今年は暑い夏で、しかも予想をはるかに上回る数の台風がやってきましたが、多くの成果を得ることができました。

時代:弥生時代後期(今から約1800年前)
内容:竪穴住居跡 4軒、貯蔵穴5基、土壙墓3基など
遺物:弥生土器、鉄製品
場所:広島市安芸区上瀬野町

<段之原山遺跡第1号住居の発掘調査風景>
(写真撮影前の大掃除のようす)

<土坑の中を発掘している様子>

<第1号住居から出土した土器>
  青空ミュージアムのようす
 平成16年11月20日(土)に現地で青空ミュージアムをおこない、発掘調査の成果を紹介しました。地元の方々をはじめ多数の見学者にお越しいただきました。
みなさん、身近なところで発掘されたムラのあとに驚きをかくせないようでした。


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