掘ってビックリ見てナットク
                      広島城発見隊 

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 8月27日と、9月3日に、広島城と共催で、現在発掘調査を行っている、中区の広島城跡(高等検察庁前)の
発掘調査体験や、広島城で開催されている、企画展「城下町は消えなかったの?」の見学、現在残っている
石垣などのかくれた見どころなどを発見するイベントを行いました。
 ふだんは、テレビなどでしか見ることのできない発掘調査や、今まで見逃していた見所などを発見し、みなさ
ん感動しておられました。
 

8月27日(土)は子ども向けに行いました。

えっ?こんな、ビルに囲まれた、街中に広島城跡の遺跡があるの・・・?
 
発掘の仕方について、職員から説明をうけました。掘っていけばいいというわけではないようです・・・
なにか出てきました。どうやら貝のようです。江戸時代の人たちが食べたのでしょうか?あさりやしじみ、さざえなどがたくさん出てきました。 広島城の石垣の見学をしました。こんな角度から石垣を眺めると、忍者になった気分。石垣に刻まれた刻印(こくいん)という昔の工事のときの印を見ています。


9月3日(土)は大人向けに行いました。

今までの調査で、広島城跡から出土した遺物を見学しました。 竹ぐしでかなり細かい作業をしながら、遺物を掘り出していきます。この日も、江戸時代の人たちが食べたと思われる、貝殻がたくさん出てきました。
クワを使って、土を薄くはぐように掘っていきます。暑い中、クワを使い、全身汗だらけです。 発掘では、思った以上に土がでます。土捨て場まで持っていくのが重いー!!
みなさん、暑い中真剣に説明を聞かれています。 日頃何気なく見ている石垣には、いろいろな見所が隠れています。


 みなさん暑い中、非常に熱心に調査をし、見学をしていただきありがとうございました。広島城に、
少しでも興味を持っていただければとてもうれしいです。
 また機会があれば、いろいろな催しにご参加ください。
なお、今回参加していただいた、発掘調査は、
平成19年の1月まで続く予定です。