文化財課 三滝少年自然の家 (協力 広島野外活動クラブ)共催事業
「古代キャンプin三滝」を開催しました。

10月13日(土)・14日(日)広島市三滝少年自然の家で、「古代キャンプin三滝」がおこなわれました。小学校4年生から6年生までの48人のみなさんに、1泊2日で古代の生活を体験してもらいました。

  • 1日目は粘土を使って「古代ミニフィギュアづくり」を行いました。埴輪の説明の後、班ごとに車座になって、「人」と「鳥」の2つの人形を作りました。

  • 予定の時間をこえる程、みんな集中して取り組みました。


  • 古代の衣装を着ての記念撮影です。ミニフィギュア作製の途中に撮影するため着替えは大変です。写真は記念に参加証と一緒にパウチして配られました。

  • 夜はキャンプファイアです。三滝少年自然の家のスタッフが中心となった趣向を凝らした素晴らしいファイアでした。みんな歌やゲームに盛りあがり、時間が過ぎるのも忘れてしまいました。



  • 2日目の朝、古代オリエンテーリングの説明をしていると、突然、古代人乱入!みんな何がおこったのかと呆然。しかし、古代人が弥生時代の生活の話を始めるとみんな真剣に聞いていました。その時、会場から一人の文化財課職員の姿がなかったことは言うまでもありません。

  • 古代オリエンテーリィングのポイントのひとつ、ドングリクッキーづくりです。今年収穫したドングリ(スダジイと言う種類のドングリで、収穫後に洗って天日で干して、煎ったものです。)を石皿を使ってすり潰すのに一苦労。その後、どんぐり粉に小麦や砂糖(当時は蜂蜜を使っていたようです。)などを入れてフライパンで焼いてクッキーは完成です。みんなたくさん食べました。


  • 石器体験です。黒曜石で作った石器で、鳥肉を切ってみます。カミソリみたいにすっと切れてみんなびっくり。安全のため、右手には軍手をはめています。

  • 広島野外活動クラブの大学生たちは、班のリーダー以外にも、裏方として色々なところで活躍してくれました。写真は黒曜石の石器の説明をしている大学生。