広島市森林公園こんちゅう館・白木公民館との共催事業

フィールドワーク「歴史と虫をまるかじり in 白木」

 今回で6回目となったこのイベント。今年は会場を安佐北区白木町に設定して実施しました。
 自然がたくさん残る井原地区で、広島の街中ではあまり見ることのない古墳群や中世の山城跡、川の水生生物などを観察しよう!という企画でした。
 当日は梅雨明け直後の暑さの中、みなさん頑張って歩いて巡り、広島の歴史や自然にたくさん触れていただきました。

  • 現在も21基の円墳が残る市(いち)古墳群を観察。

  • 周辺の遺跡から出土した土器や勾玉なども紹介しました。実際に手で触れることのできる希少な機会なのでみなさん真剣に観察中。

  • 古墳の石室の中を観察。どうなっているかな?
    大体、中は約一畳ほどの広さがあります。

  • 山城(北田城)跡では、郭(くるわ)の周囲にある切岸(急な斜面)を上からのぞきました。ここを登るのは大変そう!簡単に攻められないための工夫です。

  • 川草や泥の中から水生生物を見つけ出し、種類ごとの分類に挑戦!
    ヤゴを初めてさわった子供も!

  • みんなで分類した水生生物について説明をききます。

  • 虫が飛ぶときの羽の様子を観察。
    このほか、トンボの見分け方やセミについても詳しくお話を聞き、自由研究のヒントをたくさん教わりました!

  • 広島では見ることの珍しいヒメハルゼミ(死骸)。
    参加者の方が道に落ちていたのを見つけられていました。