広島学セミナー

歴史ハイキング 「極楽寺山(693m)にのぼろう」

5月25日(土)は、初夏のような天気で最高気温28度の予報が出ていました。693mの登山、全行程約14kmのコースに23人の皆さんがチャレンジしました。五日市の観音地区や廿日市の極楽寺など、地域の歴史・伝説を学びながら、登山を行いました。全員山頂まで行きました。

  • 西国街道松

    江戸時代の山陽道(西国街道)を歩きます。(写真は今も残る街道松)

  • 伝源範頼墓

    伝 源 範頼(のりより:源頼朝の弟、源義経の兄)の墓。範頼伝説や吉見氏の関係などの話をしました。

  • 1000M地点:沢

    頂上まで1000m地点です。沢の水が冷たくて気持ちよかったです。極楽(寺)の前に、ここから地獄(道)が始まります。

  • 山門

    極楽寺山門です。皆さんほっと一息。本堂まであと少し。

  • 本堂

    県重文極楽寺本堂です。現在のものは永禄5年(1562)毛利元就により再建されました。住職様から、お寺や十一面観音や阿弥陀仏のお話を聞きました。

  • 頂上

    693m山頂到着。皆さん記念撮影。疲れましたが、達成感があります。三浦雄一郎さんの気分?(エベレストの13分の1の高さ)

  • 古代山陽道

    古代山陽道を歩きました。古代山陽道は、府中町から現在のアストラムラインの道を通って、伴、石内、八幡、観音、平良に続いていました。(現在の広島市の三角州が海であったため)

  • 中垣内遺跡

    今は田の中にある中垣内遺跡の見学をしました。(五日市観音小学校のすぐ上です)奈良・平安時代の瓦、柱の跡などが見つかりました。中垣内遺跡は、古代の日本の中心地奈良と大陸との交流の窓口であった北九州を結ぶ古代山陽道の駅の跡ではないかと考えられています。


※アンケートで「もっと歩ける・もう少し歩ける・ちょうど良い」と答えた方が、3分の2以上おられました。私は・・・。