広島の文化財講座講演会「未来を語る環境考古学―考古学と災害―」を開催しました。

平成25年8月31日(土)に、立命館大学 文学部/歴史都市防災研究センター教授の高橋学先生をお招きし、広島の文化財講座講演会「未来を語る環境考古学―考古学と災害―」を開催しました。 ある土地がどのように形成されたのか。その土地を人間はどのように開発し、襲ってくる自然災害から身を守ってきたのか。「環境考古学」の研究によって、このような「土地の履歴」を知ることが、すなわち自分や家族の命や財産=未来を守ることにつながるという先生のお話に、来場された皆さん、時間を忘れて引き込まれていたようです。

  • 旧簸川河床礫層

    当日は台風の接近であいにくの雨模様にもかかわらず、多くのお客様にご来場いただきました。

  • 旧簸川河床礫層

    たくさんの写真や図面・データ類と、軽快な語り口のわかりやすく楽しい(怖い内容ですが)お話でした。

  • 旧簸川河床礫層

    真剣な質問が多数寄せられ、そのひとつひとつに丁寧に答えてくださった先生に感謝です。