二葉公園(ふたばこうえん)


「広島二葉公園」明治末期

発掘の様子

現在の饒津神社付近(東区二葉の里)

明治7年(1874)9月、饒津(にぎつ)神社境内を中心とする約6600坪が「饒津公園」として広島市内初の公園に指定されました。この公園は二葉山の麓に位置することから「二葉公園」とも呼ばれました。公園一帯は桜、梅、藤、萩、燕子花(かきつばた)など四季折々の花が楽しめ、市民の憩いの場となっていました。
 絵葉書の鳥居は原爆で焼失しましたが、参道両側の石燈籠は今も残っています。
 現在、二葉公園があった付近には饒津神社、明星院、鶴羽根神社があり、貴重な文化財の見学に多くの人が訪れています。

市内電車:「白島」から400m
バス:「饒津」から150m

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