広島城(ひろしまじょう)


「広島城」大正後期~昭和初期

発掘の様子

現在の広島城付近(中区基町)

 毛利輝元によって天正17年(1589)に築城が開始された広島城は、天守を含む多くの建物群で構成される大城郭で、その後福島正則・浅野氏12代へ受け継がれました。明治時代になると旧広島城内にあった建物は天守など一部のものを除き取り壊され、軍事施設がおかれました。天守は、軍用地の中にあったものの戦前も時々公開され、昭和6年(1931)には国宝に指定されましたが、原爆の爆風により倒壊しました。
 その後、昭和26年(1951)国民体育大会の際に仮設の天守が作られましたが、本格的な再建を求める声により昭和33年(1958)広島復興大博覧会を機に現在の天守が再建され、現在内部は博物館として市民に親しまれています。

市内電車:「紙屋町東・西」から900m
バス:「広島バスセンター」から800m
アストラムライン:「県庁前」から750m

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