らく やき かた つき がた ちゃ いれ
楽焼肩衝型茶入
(市重要有形文化財)

指定年月日:平成21年3月9日
所在地:西区古江東町
      
保存・転載禁止
公益財団法人上田流和風堂 所蔵
写真提供:広島市教育委員会 ※転載禁止
製作年代:江戸時代   寸法:口径3.8cm、高8.9cm
 本品は、広島藩浅野家家老で、武家茶道上田宗箇流の始祖である上田宗箇の代表的な作品です。
 自由闊達なへら使いによって動的な鋭いへら目がある造形と、深味のある暗赤色の釉調など、桃山時代の武将宗箇独自の創造性を示す優品です。
 巣入りの象牙蓋とオランダ縞の仕覆、花鳥の象嵌を施した鉄刀木の箱が付きます。


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