市指定史跡 日渉園跡(にっしょうえんあと) |
![]() |
|
日渉園跡は、寛政・享和年間(1800年前後)頃、広島藩の藩医である後藤松眠(しょうみん)が当時の沼田郡新庄村に開園し、明治4年(1871)に廃園になった藩営の薬草園跡です。現在は庭園の一部が残っているだけで、薬草地だった周辺は畑地や宅地になっています。そのため薬草園としての面影はほとんど残っていませんが、指定されている庭園跡は藩主や家老、当時の文化人等が度々訪れる日渉園の中心でした。 |
「広島市の文化財」広島市教育委員会編より。 |
公益財団法人広島市文化財団文化科学部文化財課 tel/082-208-4151 fax/082-208-4153
Copyright(C)2005 Hiroshima
City Culture Foundation. All rights reserved.
|