尾首(おくび)城跡
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なまえ
尾首(おくび)城跡(銀山支城跡)
所在地
広島市安佐南区祇園8丁目
時代は?
中世
どんな遺跡?
山城
祇園北高校建設に伴い、発掘調査が実施されています。本城跡は、武田山(標高410m)から東へ延びる丘陵先端に位置します。最高所の1郭から東へ三つ、1郭南下に一つ、計五つの郭と1郭背部の堀切からなります。郭の造成に当たって部分的に二~三段積の石垣を築き、盛土の流出を防いでいます。竪堀、柵列等の防護施設は見られず、常時の使用を示す遺物も出土していないので、銀山城の出城的性格が指摘できます。
「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載
【略測図】
「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載
山城ってなあに?(歴史の扉第9号)
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