
【略測図】

「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載
|
| なまえ |
伴(とも)城跡(岸古城跡、岸城跡) |
| 所在地 |
広島市安佐南区沼田町伴 |
| 時代は? |
15〜16世紀初め |
| どんな遺跡? |
山城 |
最高所に二段からなる1郭があり、その西下に三角形の2郭、北下に長方形の3郭を配します。2郭には小さな段が数段みられるが、これは拡張の際にできたもので、最終的には最上段の高さで一つの郭となっていたそうです。四周の斜面は切り立っており、八基の竪堀も設けられています。礎石建物一棟以上、柵列、多数のピットが検出されており、大量の陶磁器・土師質土器の破片やかぶと二つが出土しています。遺物や文献資料から15〜16世紀初め頃機能していたと考えられます。
「広島県教育委員会『広島県中世城館遺跡総合調査報告書 第1集』1993より転載 |
|