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■武田元信感状
 明応7年(1498)か 個人蔵 

 安芸武田氏当主武田元信が、明応7年3月2日にあった伴(とも)要害合戦において家臣木村大炊助(きむらおおいのすけ)がたてた手柄をほめたたえた書状。伴要害とは武田氏の本拠銀山城の北西、現在の安佐南区伴にあった城郭と考えられます。現在、伴城跡・伴東城跡・伴北城跡のいずれか、もしくは複数を示すと考えられます。この合戦の相手は記されていませんが、当時の政治的状況から大内氏と推定されています。

保存・転載禁止 武田元信感状

写真提供:広島城 ※転載禁止

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