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■「内務省勧農局 広島紡績所仮事務所」の看板(広島市瀬野公民館蔵)
 明治時代

 明治6年(1873)に設置された内務省は、工部省とともに殖産興業政策を推進した行政機関で、洋式技術の導入に力を入れる工部省に対し、内務省は既存産業の育成・発展に力を入れる方針をとりました。
 紡績所は、将来増設することを前提に方策を探るために、異なる生産方法で同時に2か所設置することとなり、愛知県額田郡大平村と安芸郡上瀬野村(現在の安芸区上瀬野町)の広島藩製油所跡地が選ばれました。

「内務省勧農局 広島紡績所仮事務所」の看板(広島市瀬野公民館蔵)

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