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■自転車修理販売所(竹島浅吉氏蔵)
 明治34年(1901)

 店の前には、左から自転車・自動車・自動二輪車が写っています。明治30年代に入ると、より近代的な交通手段として、自転車や自動車が使われるようになりました。
 動力付きの自動自転車(自動二輪車)は、明治32年(1899)頃に広島に登場しました。大正時代には、毎年10月に催される招魂祭で競争が行われ、市民の人気を集めました。
 自動車は、明治34年(1901)に広島に登場しました。明治36年(1893)4月には、横川-可部間を営業区間とする乗合自動車の運行が開始されています。しかし、技術的な課題や乗合馬車業者との対立があり、同年9月には運行を中止しています。 

自転車修理販売所(竹島浅吉氏蔵)

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