■大本営跡礎石現状写真(広島市中区基町)
■絵葉書「広島 大本営跡」(広島市公文書館蔵)
昭和(戦前)頃発行
この建物は元々、広島鎮台司令部として明治10年(1877)に建てられました。その後第5師団司令部として使用されていましたが、日清戦争の際、ここを大本営として使用することになり、明治天皇はこの建物2階の中央正面の部屋を、御座所兼御寝所として使用しました。
日清戦争後も明治二十七八年戦役広島大本営としてそのままの姿で保存され、大正15年(1926)に国の史蹟に指定されましたが、原爆により倒壊しました。
戦後まもなく、明治天皇関連の史蹟の指定は一斉に解除されています。
©広島市公文書館
※転載禁止
■絵葉書「史蹟明治二十七八年戦役広島大本営絵葉書 広島大本営跡 平面図」(広島市公文書館蔵)
昭和(戦前)頃発行
©広島市公文書館
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