×閉じる
■軍帽・軍衣・軍袴(こ)と軍衣の検定印(広島市郷土資料館蔵)
昭和初期
軍衣の裏地には、上に大きく「廣支検定」の印が、下に小さく「日被納」の印が押されています。これは、現在も岡山県にある企業で、昭和13年(1938)以降陸軍被服廠の指定工場であった日本被服株式会社から納品されたものを広島陸軍被服支廠が検定したことを示しています。検定に通った衣類は害虫予防を施した後梱包され、倉庫に納められたり、部隊に送られました。これら一連の業務は補給部が担うものでした。

※転載禁止

※転載禁止
×閉じる